「嘘つきばっかり」
４.５年前にうちでやった飲み会。
飲み会は日常的にやっていたのだが、この日の飲み会は特別だった。
なにが？？？
坂爪圭吾さんを呼んでいたのだ！
坂爪さんのブログをずっと読んでいた。
http://ibaya.hatenablog.com/entry/2013/12/08/002927
その頃の私は悩んでいた。
生活の現状。
お金のこと。
夫婦のこと。
仕事のこと。
やっていることでなかなか成果がだせない、、、
誰かが答えを知っている！
どうしたらいいかを教えてくれる！
そう思って
本を読んだり、
セミナーに行ったり、
ブログを読んだり、
人に会ったりしていた。
それでどこからか坂爪さんのブログにたどり着いた。
坂爪さんの破天荒な経験から紡ぎだされた言葉。
衝撃的だけど、読んでいると
こんな私でも
いいのだ！
そう思えて楽になった。
会ってみたい！と思い、イベントに参加したこともある。
実際に会ってみると、とてもチャーミングな人だなっと思った。
そしてもう一つは、本質しか見てないなっていうこと。
目が物語っている。
言葉の奥にある本音を見抜いている気がした。
坂爪さんはブログで自分の予定を公開し、
連絡先も公開し、
会いたいと思う人、
泊めてくれる人、
ごはんを御馳走してくれる人、
何かをやって欲しい人
がいたら連絡ください！とある。
スケジュールをみたら、ちょうどうちの近くでセミナーをする予定をみつけ、
「うちで飲み会をするので来ませんか?」
「そして泊まりませんか？」
勇気を出して連絡した。
枠を外れた面白い生き方している人と話したかったし。
周りの人にも知って欲しかったし。
娘にも見せたかった。
めっちゃドキドキしたけど！
そして前日・・・・
めっちゃめちゃドキドキ！！！！！
駅まで迎えに行き、坂爪さんを見つけて近くのスーパーで買い物。
その時も何を話せばいいか、、、
ドキドキだった！！！！！
家につき、みんなが集まりだした。
坂爪さんのことを知っていた人は
私以外、誰もいない。
あらかじめ坂爪さんの紹介と、ブログを送ったが、
読んできてくれた人は数人・・・
来ていた人たちが自己紹介がてら
自分のことを順番に話していく。
坂爪さんの表情をみると・・・・
どんどん顔が険しくなっていく！！！(ﾟДﾟ;)
一通り終わって坂爪さんの番。
坂爪さんが言った言葉。
「ここにいる人たち、
みんな嘘つきだと思います。」
シーン・・・・・・・・・・・・
坂爪さん「ホンネで話している人は誰もいない」
坂爪さん「なんでこの会をやってるんですか？」
私「いろんな人とつながりを作りたくて」
坂爪さん「こんな表面的なこと話していて本当につながれるとは思いません」
坂爪さん「ホンネで話して初めて人はつながれると思います。」
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そんなやり取りをした。
それから会が進むにつれ
坂爪さんの周りに集まる人たちと、
全く関係なくお酒を飲んで
盛り上がる人たちとに真っ二つに分かれた。
坂爪さんの周りの人たちがホンネを言い始めた。
話しながら涙が・・・・
私も同じく・・・・
坂爪さんの存在が、ホンネのまわりについているコロモを剥がしていく。
自分の生き方は極端すぎると言っていたけれど
ホンネしかみていない人だから
ホンネを隠したい人は坂爪さんの前に行けない。
ホンネを見透かされそうで怖いから。
直球ストレートな言葉がキョーレツに心に残った。
泣きはらした目、、、笑
彼はうちに泊まり、朝早く一人で散歩にでかけた。
戻ってくると、丁寧にお礼を言って
クルミと本と手ぬぐいをいただいた。
「クルミドコーヒー」
という面白い取り組みをしているカフェのクルミだそう。
クルミドコーヒーのオーナーの本と一緒に。
考え方が素敵だったからカフェに行きたくなった。
手ぬぐいの説明は忘れてしまった。
でもまだ使わせてもらっている。
それから坂爪さんはまた次の人に会いに・・・・
この後、娘がなんと！西国分寺にある高校に通うことになり
クルミドコーヒーに行くことができた。
クルミを好きなだけ食べられるカフェ。
居心地がゆったり、のんびりしていてとても落ち着けた。
この時の経験は衝撃的で、ブログに途中まで書いた。
続きをかけずに３年経ってしまった。
今日、坂爪さんの初めての書籍
「やりたいことをやるために、
好きなものを好きだと言うために、
僕らは生まれてきたんだ。」
これを読んで、あのときの
「嘘つきばっかり！」
がよみがえってきた。
あの時から私は心の持ち方を少しづつ変えてきた。
答えは外にあるんじゃなく
自分の中にある。
迷ったら・・・・
自分のホンネは・・・？
