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旅とビールとサラミソーセージ好きな私のブログ

子育ての目的?

私には15歳の娘がいる。

 

保育園の時から自分のお弁当を作り、

一人でお風呂に入り、

一人で寝る、、、ようにして来た。

 

小学校に上がってからは

朝起こさない

忘れ物は届けない

明日の予定を確認しない

宿題をチェックしない

旅行の荷物を用意しない

 

こんな感じで、自分のことは自分でできるように徹底して来た。

 

私の子育ての目的は「自立」。

 

 

 

そんな小さな時からやらせなくても、、、

という人もいた。

 

じゃあいつからやるの?

 

高校生になったら?

20歳になったら?

一人暮らしするようになったら?

 

そしていつ親だって死ぬかわからない。

 

だからできるだけ早く、

自分のことは自分でできるように

しておこうと思った。

 

お手本はイメージだけど、昭和初期の子育て。


ご飯は釜で炊いて、お風呂は薪で沸かして、
洗濯は手で洗って、、、

きっと家事だけでものすごく忙しかったに違いない。

 

おまけに兄弟もいっぱいで、
一人一人にぴったり張り付いて
子育てしている時間もなかっただろう。

 

だから自然と
自分のことは自分でやらざるを得ないし、
年上が年下を見ることになる。

 

人と本人に任せるという子育て。

 

自身の旅行体験を描いた、

バックパッカーのバイブル的な本、

 

深夜特急」の著者、沢木耕太郎さんが

自分に自信を持つためには?という質問に、

 

「自分で自分のご飯が作れる、洗濯ができる、

自分で自分のことが出来るようになること」

 

と答えていたと聞いたことがある。

 

親の仕事は

子供が自分のことは自分でできて、

自分で考えて行動できる人にすること。

 

雑草のように生きる力を持つように。

 

それと、できるだけ色々な生き方、

考え方をしている人を見せること。

 

色んな人をうちに呼んだり、会いに行ったりした。

 

 

何歳からでもなんでもやらせたらできると思って、

まづは

やって見せて

一緒にやり

一人でやらせる。

 

そして大切なのが、失敗させること。

 

失敗しても怒ったり、

ほら見たことかと言ったり、

大げさに声を出したりしないこと。

 

死ぬこと以外はかすり傷。

 

子供に対して望むことは、

とにかく生きていれば

 

勉強ができなくても、

宿題やらなくても、

 

テストの点数悪くても、

友達と喧嘩しても、

 

ご飯少しくらい食べなくても、

言うこと聞かなくても、

 

全然問題ない!!!!

 

そもそも勉強は何のためにやるのか、

親も子もわかっていない。

 

なのにやれやれ言う。

 

自分のことを振り返ってみたら、

そのウザさに気づかない?

 

本当に大切?

 

 

あと、

大切にしてきたのは

子供に遠慮しないで親が楽しむ!

ってこと。

 

自分が我慢していると、ストレスたまる。

その抑えた気持ちを子供にぶつける!

 

ということになるから。

 

子供を預けて

飲みに行く、買い物しに行く、お茶しに行く、セミナーに参加するを我慢しなかった。

 

預けられるところに預けて行った。

お金払ってでも預けた。

 

いい気分でいることを頑張った。

 

自分が自分の両親に求めるものも同じだと思う。

 

やりたいことをやって、いい気分でいてくれたら言うことないなぁと思う。

 

 

来年の春から娘は東京の高校に入る。

そして寮に入ることになった。

 

ご飯は作ってくれる人がいるそうだが、

一人部屋。

 

起こしてくれる人もいないし、

宿題をチェックしてくれる人もいない。

 

でも私は1mmも心配していない。

 

だってそんな環境はとっくの昔から。

 

まぁ本当に親がずっといないのは

慣れるまではどうかなと思うけれど。

 

 

それを小さい頃からしてきたのと、

高校に上がって初めてするのとでは、

親も子も気持ち的に全然違うのだろうな。

 

一人でできる!やっていける!

と言う自信が、、、

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